やなぎまるの日記

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ISUチャンピオンシップス代表選考結果(世界選手権編)

三日坊主の極みである当ブログですが、全日本があまりにも面白すぎて久しぶりに書くことにしました。といっても全日本の内容を振り返るのは時間がかかりそうなので後に回して(フラグ)、全日本の結果を受けて発表された代表選考結果について、個人的な考えを交えつつ書いていきます。

 

【2024年世界選手権代表】

男女シングルについては、まず優勝者の宇野、坂本選手が確定。2枠目は全日本選手権2位の鍵山、千葉選手がそれぞれそのまま入りました。

3枠目についてですが、まず男子シングルは全日本4位の三浦選手が入りました。3位の山本選手と競ることが予想されていましたが、個人的には「SP、FSともにオールグリーン」の山本選手のスコアと、「SPでスピン1つノーカウント、FSでジャンプにミスあり」の三浦選手のスコアの差が7点ほどというのをどう評価するのかなと思っていました。結果的にシーズン前半の戦績を評価した形になりました。確かに山本選手も会心の演技で全日本3位という結果を得たわけですが、それまでの試合の戦績も含めた総合的な判断では確かに三浦選手に分があるかなといった印象でした。

女子シングルについてもやはりそれまでの実績が評価された吉田選手が入りました。実際全日本までの(=GPF終了時点)戦績はほとんどの項目で坂本選手に次ぐ位置にいたのでここに関しては前評判通り、といったところでしょうか。

続いてペアですが、怪我のため全日本欠場となった三浦・木原組について昨季の世界選手権優勝という実績と、怪我の回復状況を鑑みて選出となりました。長岡・森口組についても、ミニマムスコアの取得が前提ではありますがそこが達成できれば世界選手権出場もかなうということで一安心。具体的にはドイツでのババリアンオープンがターゲットになるようです。全日本での演技、NHK杯からの成長を見る限り十分現実的なラインだと思うのでうまくいくことを祈っております。

そして、ある意味シングルよりも話題になったであろうアイスダンス。保留!?

1月24日の連盟理事会で改めて審議するという異例の事態になりました。

選考状況に照らし合わせると小松原組が固い、という状況のはずでしたが、今大会ではRD、FD、総合でそれぞれ1位のスコアを別々の組がマークしたという状況に。この拮抗具合から現行の選考基準では保留にせざるをえないという結論に至ったようです。後出し...とか、最終選考会とは...とかいろいろ思うところはありますが、それだけ若手カップルの2組の勢いや将来性を連盟側も考慮に入れているということでしょうし、来季以降はシーズン前半の派遣等も含めて、より判断材料が充実した状況になればいいなと思います。