やなぎまるの日記

ブログは文字数制限のないTwitterだと思ってる節あります

開幕!グランプリシリーズ(アメリカ大会男子シングル)

JGPSの記事がまさかの1回で終了。もうカナダ大会が始まろうかというタイミングでスケアメの振り返り。突っ込みどころたくさんだけど気にせず図太く更新していきます。

ということでアメリカ大会。昨季は成否は置いといて6種類のジャンプ全てが4回転で試行され、4Aの成功で観客が発狂してなかなかに壮絶な大会に。今季も観客大盛り上がりのド派手な大会でしたね。あとなんか衣装がはだけている人多くね?

 

【競技結果】

ということでマリニン選手が現ルール(2018年改正以降)史上5人目の300点越えスコアをたたき出しました。フリー単独、総合それぞれが史上4位のPBスコアになります。えらいこっちゃ。4回転アクセルは封印ですが結果的に余裕が出たのか回転不足もなくきれいに点が入りました。後半に4Lz+1Eu+3S、4T+3T、3Lz+3Aやっといて余裕が出たとはこれいかに。

ちなみにですが今回コレオシークエンスが最後のジャンプ前の部分で判定されていましたが本人の意図としてはその後のツイストを含むところだと思うのですが...どうなんでしょう?これはルール上あそこがコレオ判定でも仕方ないっちゃ仕方ないですが何かしら対応するでしょうか?

2位に入ったエイモズ選手、すげえボレロかましてきました。同じメロディーをいろんな楽器で繰り返しながら盛り上げていく構成が振付やジャンプなどでうまく表現されていたと思います。最後のコレオシークエンスではトロンボーンのヤケクソグリッサンドとシンバル4発にひとつひとつ派手な動きをはめてきて爽快感すごかったです。

3位が佐藤選手。相変わらず回転速度がバグり散らかしてます。ジャンプ以外の部分も頑張ろうというのは間違いなく昨季よりも強く感じますし、SPでPCSが40点台に乗ったのは前進だと思います。一方でFSでレベル2が常連なのはやはり気になります。FSではスピンとステップにマイナス評価を付けたジャッジもいます。

 

そのほか気になった選手といえばやはりリトヴィンツェフ選手ですかね。編曲があまりにも気になる。FSのコンセプトがよく分からん...SPに至ってはライオンキングなのにトラ柄衣装だし...しかもズンドコしだしたと思ったら最後のほうだけいきなり元に戻るし...どういうこと...。

 

佐藤選手のほかに日本からは壺井選手と吉岡選手が出場。2人ともFSでの3回転ジャンプの崩れが痛く響いてしまいました。一方で決まった4回転の質はかなりよかったです。それから特に吉岡選手はスピンやスケーティングの強化の成果がしっかり出ていましたよね。スピンは減点とかもちょこちょこ目にしていたのでここの成長はデカいです。今回苦戦した壺井選手、NHK杯自国枠を勝ち取っていますのでその実力をしっかりと発揮できますように!