やなぎまるの日記

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アサイン(男子シングル)②

前回に引き続き、アサイン発表を受けての大会展望。前回はアメリカ大会、カナダ大会、フランス大会を見ました。

yanaglmaru.hatenablog.com

 

追記:名前表記に誤りのあったヴァシリエフス選手について、修正版に画像を差し替えました。不快な思いをされた方にお詫び申し上げます。

 

 

では気を取り直して第4週、中国大会から見ていきましょう。

【中国大会】

現段階で地元選手0。1枠は実質ボーヤン選手だと思います。復活具合では表彰台に...どうでしょうか。上位層のメンバーに昨季の地獄のNHK杯を戦った兵たちが並んでいますからね。残り2枠はどうなるかなー。

現状男子シングル最強、宇野選手がここで登場です。主演のショーの事もありますし、少し遅めのシーズンインを予想していた方も多いと思います。NHK杯はマストとして、連戦を避けるとまあここになりますかね。個人的には第3週フランス大会に来ると思ってました。昨季はGPSでは本人比で下振れのスコアでしたがそれでも2番手以降と十分戦えるレベルでした。が、今季はその2番手以降の活躍が昨季以上に期待できます。山本選手と友野選手がともに2戦同じ大会。仲良しかよ。いや仲良しなのは知ってるけど。ファイナルを目指すという意味ではちょっと複雑かな。ですが宇野選手含めこの3人の空気感が僕はとても好きなのでなんだか嬉しいです。友野くん、SNS頼んだわ(何が?)

なんかふわふわした話になっちゃいましたが、中堅層もかなりおもしろいです。昨季4大陸5位のシャイドロフ選手と6位のシヒョン選手。シャイドロフ選手はジャンプ以外の部分の質が上がれば一気に化けそうです。シヒョン選手は国別で跳んだ4回転ループの進捗をぜひ楽しみにしたいと思います。4回転でもタケノコ。全ジャンプタケノコなのはまあ気にならなくもないんですが...それはそうとちょいちょいいい安定感を見せる試合も昨季は印象に残っているので韓国男子の存在感アピールに期待。

ジミー選手は年齢的にいつ引退してもおかしくないです。個性全開な編曲で昨季ちょっと話題だった気もしますが今季はどんなプロで来るのかな?

ブルザード選手は動きの美しさ、上品さで一目見て惚れこみました。シニアの大会でも十分見栄えのするはずです。かなり楽しみ。

 

 

エスポー杯】

昨季に引き続き、ロステレコム杯の代わりにこちらが開催されます。昨季ちょっと苦戦気味な大会だった記憶があります。

三浦選手とジュンファン選手、カナダ大会に続いてこちらでも直接対決です。いやーハードですわ。それからリッツォ選手もカナダ組。あれ?なんか昨季もそうだけどアサインハード傾向???インスタで新プロの情報が公開されていますが、素敵でした。体を大きく使って音楽を浴びるように滑る彼の演技がとても好きなのだなと恥ずかしながら最近になって自覚しました。いやーファイナル行ってほしいんだけどなー。もちろん不可能だなんて思ってません。行けるポテンシャルのある選手だと思ってますから。

 

 

NHK杯

今季の最後はNHK杯。宇野・鍵山の直接対決という目玉が最後にやってきました。TBDは誰になりますかね?私だとこの2人と一緒だなんて怖くてしっぽ巻いて逃げたくなる。吉岡選手が1枠しかないんでここに来るのかな?あるいは森口選手あたりでしょうか。

ヴァシリエフス選手もやってきます。NHK杯は久しぶりですかね。毎年来てほしいくらいですが。トークコーナーでリンクサイドで踊る姿をすっぱ抜かれて恥ずかしがってたステファンコーチ懐かしい。

 

 

 

今季も6大会最後まで誰がファイナルに出るかわからない展開が予想されます。グラスル選手あたりがキーポイントになるとにらんでます。グラスル選手といえば、GPFでかなり良くなってたSPが移籍云々の関係で振出しに戻った感があったのがちょっと残念です。国別あたりでいろんな意味で復調傾向に乗せれていそうには思えます。

 

 

というわけで最後に、こちらの表のお話をします。

現段階でアサインが決まっている選手全員をPB順に並べ、シニアのGPF出場歴がある選手までを足切りラインとしたものです。ちょうどトップ15となりました。このなかで出場経験者に交じっている、未経験者が

・鍵山(ただし中止になった2021大会にポイント1位で通過)

・リッツォ

・友野

・ヴァシリエフス

・プルキネン

・シャオイムファ

となります。複数回経験があるのは宇野とボーヤンの2人だけ。世代交代というかなんというか。未出場者も、プルキネン以外は四大陸/ユーロのメダルは持っていますし、プルキネン選手も2022の世界選手権のFSでスモメダを持っています。昨季は学業との両立の難しさゆえに、といったところもあったと思いますがもともと実力は十分といえますね。

 

 

ということでアサイン情報を整理しつつ、せっかくなのでここでお話しさせていただきました。いよいよ新シーズンって感じです。正直誰がファイナルに来てもおかしくない。6枠というがものすごく狭い門になったように思います。広かったことは一度もないと思いますが。個人的には上記の表に名前の入った出場未経験者組を中心に見ていきたいと思っています。

 

ところでPBで並べたアサイン表なんですけどSkatingScoresというサイトの存在を忘れていました。活用できればもっと楽にこれ作れたし、なんならサイトがTwitterに上げてるから作る必要自体あったのかどうか...

ま、まあ自作なら何の問題もなく自分のブログに使えますし自分で打ち込んで情報を整理できた部分もあるのでね。結果オーライですよ。うん。

 

.......もし女子シングルも作るならしっかり活用します。